poni uliuli

"さるめさんの手"という名前でボディワークをしています。

黄体期の観察

結婚、出産の予定が現在なく、基礎体温は今は特にチェックしていないが、からだの様子はいつも観察している。(趣味で目的だから)体温の上がり下がりとか、からだのむくみ方の違いとか、便の状態、肌の質感、呼吸の様子や感情の傾向。

 

「一か月で血液をキレイする健康法」※詳しくはこちらのリンクへ↓

ameblo.jp

を生活に取り入れてからは、観察力が上がったというか、要らないものが取り除かれて行っているから、生活の結果である現象がだんだんと鮮明になってきている気がする。

 

例えば、血液をキレイに!と実践生活をスタートさせて10日程すると、肌の微妙な質感が変わっている事に気づいた。暇さえあれば触りたくなる肌、むちむちすべすべさすさす…これは!恋愛をしていて、愛し愛され色んな事がうまくいっている、満ち足りている時の肌と同じ‼だと発見した。

 

肌を見れば血液の状態がわかる。腸の汚れは血液の汚れに。そんな事を体感し関心しながら、毎日すべすべしていた。

 

 

それから約2週間。黄体期がやってきた。

黄体期とはをグラフでざっくり↓(画像はネットから)ここでは『絶不調期』とされている

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体温が上がっている感覚が、この一週間前くらいから気になり、普段朝にはしない足湯がしたくなり、仕事に出かけてからは、何とも言えない「この世界は悲しい」「BGMみたいなお喋りや嘘がいっぱい聞こえる。うるさい」「早く穴ぐらに帰りたい」などの普段からきっと持っている感情が静かに積り続ける。からだの動きや元気の巡りも低空飛行、省エネモード。

 

もうそんな時期か~ひと月早いな~なんてぼんやりしながら、ハッ!と感動してしまった。「ホルモン分泌のグラフでいうと、今は下降に向かうポイントそれを全身で感じ取っているのか!」と。

 

エストロゲンの分泌量増加による快調さを感じやすくなった事と同様に、エストロゲンプロゲステロンの分泌曲線が急に下向きになる絶妙なポイント(体が変化に戸惑う、適応前のポイント。下降が始まったと認識すればそれに対応するので不調さえも安定してくれる。)を俯瞰できた事に心底驚いて感動した。

 

周期的な体に変化してから20年強、少なく見積もっても200回以上、これを感じ取るチャンスに恵まれていたのに、今まで気づかなかったなんて。

 

今まで気づかなかったというより、むしろ、

・「しんどい」「イライラする」「調子悪い」という表面上のワードでわかったふりをしていた。

・把握できない不具合に名前をつけて、認識はできている不具合にしていた。

という事に今やっと気づいた。

無意識の領域にアクセス出来たような、からだと対話が始まっている確信を得たような喜び。とってつけの呼び名(生理前、イライラ、絶不調期)とか、PMSという大がかりな総称で済ませてしまうから、からだとの対話ができていなかったのでは?とも考えた。

 

生理期間に対する「生理前」でも

卵胞ホルモンがノリにノッている好調期に対する「不調期」でもなく、

 

『2種類のホルモン分泌量が急に減少に転じ始めたことによる混乱をしています。

この混沌を見つめて、そこにあるリズムや法則を発見することにより、秩序は生まれ、自ずと安定していくでしょう。美しいですね。』と、

 

今を感じて、ただ受け入れるだけで、自分の内側で小宇宙が広がる。

そんな発見。